中学部 遠足

5月7日(火)中学部の遠足がありました。

今年は、Příbramにあるチェコの作曲家アントニン・ドヴォルザーク家の別荘「ルサルカ荘」と鉱山博物館を見学しました。

毎年チェコで開催されている「国際音楽祭ヤングプラハ」の関連イベントとして、数年前にドヴォルザークさんの曾孫にあたる方がプラハ日本人学校に来校してお話をしてくださいました。そのご縁で、普段は一般公開されていない貴重な別荘を今回特別に、中学生に見学させてもらいました。ドヴォルザークが生活していた当時のままに多くのものが保存されて残っており、また、この別荘で彼はオペラ「ルサルカ」を作曲しました。今回の遠足でも曾孫のペトルさんから直接別荘の案内や、ドヴォルザークにまつわるお話をしていただきました。日本にいては決して体験できないであろう貴重な時間となりました。

また、午後には鉱山博物館を見学しました。チェコにはいくつもの鉱山とそれにまつわる伝説があります。Příbramもそのエリアの一つで、実際に20世紀ごろまで銀や鉛などさまざまな鉱物が採掘されてきました。今回の遠足でも、地下深くまで降りてかつての坑道をトロッコに乗って進んだり、採掘に使われていた道具などを見学しました。

お天気はあいにくの雨模様でしたが、豊かな文化と自然にあふれるチェコのよさを改めて学ぶ機会となりました。