賢者の石を求めて…ウォークラリー2024

毎年2学期の初めに行われる行事・ウォークラリー。世界遺産の街・プラハを舞台に、子どもたちが少人数のグループに分かれて街を散策し、自分たちだけでミッションをクリアしていきます。小学部1・2年生はプラハ城内、小学部3・4年生はヴィシェフラッド、中学部は公共交通機関を乗りこなして広くプラハ市内を中心に活動しました。

  

今年の小学部5・6年生の活動を紹介します。

今年の大きなテーマは「賢者の石を探せ」。班員は皇帝・ルドルフ2世(班長)や数学者・ケプラー(時間の管理)、長老・ラビレフ(地図)などの一人一役を担当します。これだけでもワクワクします。クレメンティウム天文塔や錬金術博物館を中心に、班員で協力して問題を解いていきます。モーツアルトが「ドン・ジョバンニ」を作曲した庭園や、プラハ最古のカフェの紋章を探したりと、一日中ぐるぐる歩きまわりました。

  

学校に戻ってからは、問題の答え合わせです。賢者の石が隠されている場所の最終ヒントに迫りました。実際に、錬金術師が使用していたとされる用紙に答えを記入していくと・・・賢者の石の在り処が浮かび上がりました。(それは実際に経験した子どもたちだけの秘密です。)

 

ウォークラリーを通して、どの学年の子どもたちもプラハの街についてとても詳しくなりました。プラハの街でしかできないことを学び、また一つ成長したウォークラリーになりました。