沢則行さんによる人形劇鑑賞教室

チェコを拠点にしながら、世界で大活躍していらっしゃる人形劇師・沢則行さんをお招きし、人形劇鑑賞教室を開催しました。

体育館には、前日から本格的な照明や音響機材が設置され、いつもの体育館がまるで異なる雰囲気に。

ステージ本番では「種」や「三匹のこぶた」といった自作の人形を用いた小作品やスクリーンを使用した影絵など、沢さんが全身で表現するユーモアとエネルギーに満ち満ちたパフォーマンスが繰り広げられ、そこにいた全員がすっかり魅了されてしまいました。子どもたちが書いた感想にも、生のパフォーマンスを直接目で見て感じたその感動があふれています  。

「こんなにおもしろいにんぎょうげきをみたことがありませんでした。にんぎょうがじぶんでうごいているとおもいました。」(小1)

「『星』という作品で、赤いトゲトゲの子が一しょうけんめいに星にたどりつこうとしていたのが沢さんのえんぎで『ぐっ』と伝わってきました。」(小5)

「沢さんが全身を使い、物に命を吹き込めている姿が圧巻ですごかったと思いました。また、(その後の中学生への)講演会では、沢さんご自身がとても人形のことが好きで、楽しんでいることが伝わりました。」(中2)

“本物”を目の当たりにしたときの子どもたちの生き生きとした表情が忘れられません。今回、縁あってプラハ日本人学校の子どもたちのために特別公演をしてくださった沢則行さん、そして関係者の皆様、本当にありがとうございました。これからもご活躍を!